合氣万生道重富道場稽古に参加! | 「達人への道」

合氣万生道重富道場稽古に参加!

ネットで知り合った空手の友人のお誘いで合氣万生道重富道場稽古 に参加させていただきました。                                                        
                                                                                                                                                                             
                                                                                                                                                                                  永井先生ははるばる鹿児島から東京へ月に一回指導されに来られています。七段の師範!その合気の技術がどんなものか?を体感させていただきました。                                                                                                  
                                                                   
                                                                                           結論だけ言うと、自分達が少林寺拳法の中でやっている触れの技術となんら変わるものではありませんでした。腕の重さを相手に乗せ、皮膚の微妙な操作で中心(腰)をとって(つなげて)、崩し投げるという原理・原則はまったく同じ!ただ、やはり万生道ならでは優れた練習の仕方、指導の仕方があり、「おおお!こういう練習をしているのか!」「この説明の仕方はとてもわかりやすい!」「なるほど!こういうかけ方もできるのか」と感じることが多くあり、大変勉強になりました。おそらくガチンコの力技しか知らない人が体感したら、???の摩訶不思議な世界でしょうが、触れの技術に免疫力があったのですんなりと受け入れることができました。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               他の合気道をされている生徒さんも数人来られていましたが、「全然技術が違いますよ。こんな練習を帰って道場でやったら怒られるでしょうね」ということを言われていました。同じ合気道を修行されていても、まったく中身が違うことが多いようです。まあ、これは少林寺拳法内でも言えることですが・・・先生によって考え方やかけ方はまるで違いますからね。こういう崩しの微妙な技術を習いたいとなれば、教えてくれる先生も、練習できる相手も場所も限られてしまうのは致し方ないこと。感覚が中心の練習は決して万人向けとは言えないのです。だからこそ、開祖はそういう核の部分はあえて言葉にしては伝えなかったのではないか?と推測します。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            ★稽古メモ                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       ・腕を乗せる。真下へ重さをあずける。相手がのいたらブランと落ちる手。上への反発力を使って浮かせ、ちょっとずらしてくっつける(手首を生かし気味にして)・正中線をまっすぐに立てること、足幅を狭くすること・合気上げは親指をひっかける→腕を落としてつなげる→しの字を描いて上げる・合掌するように下から掴んでくるのを払う・相手と呼吸を合わせて一緒に動く・相手の軸を観ること・緊張させて緩めた瞬間に入る・小指から拳を握って接地面積を増やす・腰から身体をさばくこと・足をいつかせないこと