胴突きのアドバイス | 「達人への道」

胴突きのアドバイス

現役の大学生少林寺拳士が操体を受けに来てくれました。感想をいただいたのでご紹介します↓  

「今日は、施術だけでなく技術面でも素晴らしい指導をしていただけて大満足です!ありがとうございました。最初は自分でも信じられないくらいに体が歪んでいましたが、一気に体が軽くなりました。足の親指の付け根に体重が乗る感覚が良く分かりました。
歩いた感覚は、残念ながら酷い筋肉痛であまりよく分かりませんでいたが、足で地面を噛む事ができたのか、地面の凹凸がはっきりと分かりました。次に施術を受けられるのは正月以降になりそうですが、それまで教えていただいた一人でやる操体を欠かさず行って、今の姿勢を極力キープしたいです。」                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   
                                                             胴をつけて開足中段構えで対峙し、中段の振子突をやってもらいました。肩、拳、腕が力んでおり、力が徹ってこない。臍が正面を向いていません。これではまったく威力は出ません。振子突きのコツは手と足を一致させること。これが一番大事なのです。肘と膝、肩と腰が同時に動いているか?これができれば少林寺拳法の基本はマスターしたと言ってもいいでしょう。ちなみに柔法などすべての技で同じ動きとなります。よくできていると思います。後は力まず、拳をポンと放り出すような感じで突くこと。いい感じで力が徹れば「パ-ン」といい音が出ます(^^)これだけはできる人に突かせてもらってアドバイスしてもらわねばなかなか分かりません。闇雲に突いて練習しても×です。アドバイスしながら何度か突いてもらっていると上手く力が徹るようになりました!私も大学生時代は拳立て一日200回ぐらいやってましたが、今では50回もできないでしょう。それでも突きの威力は格段にUPしました。しかも速いし、疲れない。身体の使い方を学べば歳をとっても拳法で楽しむ余地はイッパイありますね~まだまだ現役大学生には負けませんよ(^。^)