通背拳練習日記 4回目 | 「達人への道」

通背拳練習日記 4回目


やればやるほど基本功の難しさが身に滲みます・・・こりゃ大変ですよ、本当に^_^;


それでは今回気づいたこと


●足幅(スタンスの広さ)

自分の中では少林寺拳法を長年やってきて、足幅が狭い方が動きやすいという常識の中でやってきたので、通背拳の構えの足幅がどうも窮屈というか違和感があるというか馴染めずに苦労しています。膝を深く曲げるのがとっても辛い(>_<)しかし、楽して立ってごまかしても自分のためにならないので、通背拳の足幅に馴染ませていこうと思います。


●上半身の意識

「自分の肘を何か台に乗せているようなイメージで行う」これが今回の一番の収穫でした!これをやると、なぜか懐が深くなり、意識が広がり、胸がゆったりして、上半身の緊張がとれるのです。どうやらこれは太気拳の立禅、タントウ功にも共通することみたいです。これは空手や少林寺拳法にも使える秘訣ですね。自分の内的空間が広がって、カラダが1つになる感覚を得ました。


●おおらかにやること

「もっとおおらかに~おおらかにやるとオーラがでるよ~」

「・・・」



●鑽(Zuan)の練習
通背拳 日中武術交流協会 船橋支部 小岩支部 -基本功・五行掌 他 を参照

突き技なのですが、中高一本拳で肋骨を突くというとってもエグイ技。

まず右前に構えて、穿(Chan)という技で目を突いていき、意識が上に行ったところを足を差し替えながら左手で中段に鑽で突くという連携技を練習しました。

これをやられると「うわっ、目突かれるやば!」と思った瞬間にもう「うげっ!」っと中段に突きを入れられている感じなのです。

先生にやれると攻撃意識が自分の中に入ってきて、すぐに居着いてしまうので、「あっ!」と思ったときにはとき既に遅しの状態。「武術はビビッたら終わり」なのです。

少林寺拳法でいうと目打ち→中段や手刀→中段に似ていますね。上に意識を挙げてすばやく中段を突くというのは同じ感じです。

ただ力の出し方(ケイ)がまったく違うけれど。


練習後、膝が痛くなりました。すぐに治りましたが、通背拳に慣れるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

もっと家でちゃんと練習します^_^;


【教訓】
日ごろからやっていないと、カラダがついてこない。毎日継続することでカ徐々にカラダに馴染ませよう!