通背拳練習日記 6日目
■腰背部から力を発する!
通背拳の名前の由来は腰背部から力を発するところから来ているそうです。
昨日の練習でそれがようやく実感できました。
他の中国武術や日本武術とは「勁」の流れがまったく違うのです!
例えば少林寺拳法ならば地面から力をもらって手に伝えるということを全身の連動を伴ってやりますよね?
でも、通背拳の場合は腰背部から四肢(腕と脚)に力を伝えるのです。
何が違うか?というととても速くて、地面を蹴らずにすばやく歩きながら強烈な打撃が連続して打てるということ!
中国武術の中でも独特な風格をかもしだしているのですね~
これがイメージできたことで基本功である伸肩法の意味がより深く理解できました!!!
■通背拳の歩法
歩法を見せてもらいましたが、これがまた精妙なのです。
相手が自分の中心を攻めてくるのを捌きながら当てるというのは少林寺拳法も同じですが、歩法の角度で幻惑されていつのまにか相手の攻撃だけが当たるという寸法です。
武術は相手との中心の取り合いです。
このためには歩法で自分の有利な角度を常に保つことが必要です。
う~ん、しかしこの歩法はかなり難しいですね^_^;
散打大会でも中国武術を名乗りながらもほとんどそれらしき動きは見たことありませんでしたが、本物は違いますね~